気軽、手軽、身軽

気軽なお出かけ、手軽な料理、身軽な暮らしの記録です。

淡路島で食べたのは

淡路島到着が昼ご飯には少し早かったので、マッペーコーヒーワークスさんで休憩させていただきました。

自家焙煎コーヒー&淡路島の野菜や肉を自家製パンで挟んだサンドイッチのお店です。

 

駐車場が広々。

 

コーヒーとともに新玉ねぎと角煮のサンド(斬新!)をいただきました。

甘い味付けのサンド、美味しかったです。

 

テラスでイートインできるのね。

 

 

昼食は、かま釜うどん 淡路別邸さんで。

圧力釜で湯がく国産小麦うどんのお店です。

この道で合ってるのか?と思いながら山道を上り、何とか辿り着きました。

とても素敵な造りのお店で驚き!

 

カウンター席から見た中庭。右手はお手洗いになってる。

 

素敵な庭を眺めながら、クルミと醤油の2種つけ汁 天釜揚げうどんをいただきました。

天ぷらのボリュームがすごい!

 

初めてのクルミだれ。濃厚でおいしかった。

 


おやつは淡路島チーズ工房さんでいただきたかったのですが、大勢待っていたのでテイクアウトすることに。

淡路島チーズケーキとバスク風チーズケーキを選びました。

写真撮り忘れ(°_°)

どちらも美味しかった! 個人的にはバスク風に軍配かな。

 

 

お土産は北坂養鶏場さんの卵。

稀少な純国産鶏「もみじ」と「さくら」を育てていらっしゃいます。

その卵を直売所で購入しました。

 

もみじたまごは生食、さくらたまごはお料理におすすめとのこと。

 

フライパンに割り落とすと立体的な卵。

環境や餌に妥協せず鶏を育てるのは大変なことだと思います。

大切にいただきたい卵ですね。

 

淡路島

2023年4月、淡路島を訪れました。

 

淡路SAから本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋が見える。

 

通りがかりの海がとてもきれいだったので車を停めて海辺をしばし散歩。

多賀の浜というところでした。

T字型防波堤で波による砂浜の消失を防ぐとともに海水浴場としての安全性も高めたものと思われます。

海水浴の季節ではないので人も少なく、お天気にも恵まれて海の美しさを堪能しました。

 

防波堤を歩くのも気持ちいいけど波飛沫を浴びる覚悟で!

 

防波堤の内側右手のビーチ。透明度が高い。

 

防波堤の内側左手のビーチ。湖みたいに静か。

 

季節外れの海って気持ちいいですね。

久しぶりに新鮮な空気をめいっぱい吸ってリフレッシュできました。

 

 

さて、淡路島といえば国生み神話の舞台。

伊弉諾尊伊奘冉尊を祀る伊弉諾神宮を訪問しました。古事記日本書紀にも登場する日本最古の神社だそうです。

 

阪神大震災で倒壊して再建された大鳥居。

 

花崗岩で作られた鳥居の美しさに圧倒されます。

大鳥居から二の鳥居へと石灯籠の並ぶ砂利の参道が真っ直ぐ続きます。鳥居、狛犬、灯籠、そして砂利道までもが白っぽい色味で統一感があり、緑や青空に映えます。

美しいです。

砂利を踏む音も厳かな気分になるのに一役買いますね。

 

参道を抜けると放生の神池と呼ばれる池があります。

かつて、鳥や魚を放して生命の永続を祈る放生神事が行われていた池とのこと。

 

池はお濠の名残りとも言われている。

 

池にかかる橋を渡ると正門、拝殿、幣殿&本殿と続きます。

本殿の真下に伊弉諾尊の御陵(お墓)があるそう。

 

本殿に続く幣殿(お供物を捧げる所)。

 

日本で最初の夫婦(と言っていいのかしらん?)である伊弉諾尊伊奘冉尊にちなみ、夫婦円満や縁結びの信仰が篤い伊弉諾神宮。

境内には樹齢約900年の夫婦大楠と呼ばれる御神木があります。もとは2株の木がやがてくっついて1株になったという珍しい樹だそう。

 

県指定の天然記念物だとか。

 

境内にはいくつか小さな神社がありますが、珍しいのは左右神社でしょうか。伊弉諾尊の左目から天照大神、右目から月読命が生まれたことにちなみ、眼病治癒の信仰を集めているとのことです。

 

そして一際目立っているのが、頭髪感謝碑。発毛専門のリーブ21により奉賛された毛根をイメージした石碑だそうです(^_^)

 

何かとおもったわ(°▽°)

 

実に見どころの多い伊弉諾神宮でした。

 

 

続いて立ち寄ったのは、県立公園あわじ花さじき。

丘陵から海を見下ろすお花畑です。

絶景です。無料です。駐車場代だけかかります。が、安いです。

 

海は大阪湾かな。

 

 

最後は、別格本山 本福寺 水御堂です。

平安時代の創建と言われる本福寺の、平成時代に建立された本堂が水御堂です。安藤忠雄氏の設計と聞いたら見てみたくなりませんか。

 

この大きな蓮池の下に御堂がある。

 

蓮池に潜るかのように階段を降りていく。



採光で魅せる本堂の裏手。

 

すごい演出ですね!

蓮池の下に降りる時といい、御堂の中の色合いといい、不思議な感覚におそわれます。

小さいけど非常に見応えがありました。

 

 

安藤建築といえば淡路夢舞台も有名ですね。

訪れたのは今回ではありませんが、備忘録に1枚だけ。

 

百段苑。

 

見どころが多く、オシャレなお店も多い淡路島。

若い観光客が多いのも納得です。

 

石の寺 教林坊

2023年4月、滋賀県近江八幡市にある教林坊を訪れました。

春と秋にのみ公開される聖徳太子ゆかりの小さなお寺です。

紅葉の季節は混雑するようですが、私が訪問した春の日は貸切状態でゆっくり楽しむことができました(^-^)

 

総門。山寺の趣ですね。

 

周囲を背の高い木々に囲まれた静かなところです。自分が小さくなったみたい。

竹林が見事です。

人里離れた感が心地よいです。

 

総門から表門まではちょっとしたハイキング。

 

教林坊は605年に聖徳太子により創建されたとのことで、その名前は、太子が林の中で教えを説いたということに由来するのだそうです。

敷地内には、太子の説法岩と呼ばれる大きな岩や、太子作の石仏を本尊として祀る霊窟があります。

 

本尊霊窟と説法岩。

 

石の寺とも呼ばれる教林坊は、その庭園もたくさんの石で作られています。江戸時代に作事奉行、大名茶人として活躍した小堀遠州という武将により造られた桃山様式の池泉庭園だそうです。

 

コンパクトだけど迫力ある庭。

 

この庭をのぞむ書院には床の間がなく、庭園の景色を山水掛軸に見立てるとのこと。掛軸庭園と呼ぶそうです。

 

自然の掛軸を四季折々に楽しむのですね。

 

書院の屋根裏も見学できました。

あまり見たことのない感じで興味深かったです。

 

屋根裏におみくじがびっしりとは!

 

誰もいなかったからというのもありますが(笑)、侘びさびのかくれ里で浮世の喧騒を忘れるひとときが過ごせました。

 

 

宇治で食べたのは(2)

宇治はお茶一色。町を歩いていると抹茶ソフト、抹茶パフェ、抹茶蕎麦、抹茶カレーなんてのものまであります。

 

そんな宇治で散策の休憩に入ったお店。一軒目は抹茶共和国さん。

宇治抹茶と北海道牛乳を使用したドリンクとスイーツを提供する可愛いお店です。

岩塩チーズ抹茶ラテというボトル入りのドリンクをいただきました。

どんな味か想像できますでしょうか(^。^)

独特なボトルはインク瓶のイメージなんだそう。

 

見た目もきれいで美味しかった!

 

持ち帰りもできますが、1時間以内に飲んでくださいとのこと。新鮮さへのこだわりが感じられますね。

店内でいただくと、ボトルを洗って持たせてくださいました。

かわいい瓶だから、お花でも飾ろうかな。

 

 

2軒目は宇治橋のたもとにある通圓さん。茶房で玉露とお菓子のセットをいただきました。

 

茶団子って初めて食べたかも。

 

通圓さん、創業は平安時代末の1160年なんだって! 日本で最も古いお茶屋さんとも言われ、秀吉や家康も立ち寄ってお茶したんだとか(*_*)

現在の建物は1672年に建てられたものだそうです。これもびっくり。

宇治川を眺めながら歴史に思いを馳せつつ一服させていただきました。

 

 

おまけ

 

お茶だけの自販機

 

お茶の町、宇治でした(^-^)/

宇治(2)宇治川と宇治上神社

川沿いの道というのは何故だか歩きたくなるものですね。

宇治川はとても存在感のある美しい川で、川を中心に広がる景色を見ていると開放的な気分になります。

 

広々して水面がキラキラ。

 

夏には鵜飼が行われるそうで、中洲に浮かぶ中の島には人工孵化により誕生した鵜の小屋があります。

 

名前は全員ウッティーなんだって。

 

平等院の対岸にある宇治神社および宇治上神社へ向かうには、中の島から朝霧橋を渡ります。遠目にも美しい朱塗りの橋ですが、橋の上を歩くのも気持ちいいです。

 

景色がよくて気持ちいい。

 

宇治上神社世界遺産古都京都の文化財」に登録されていて、平安時代に建てられた本殿と鎌倉時代に建てられた拝殿は国宝にも指定されています。本殿は神社建築としては日本最古のものだそう。

 

1215年に建てられたらしい拝殿。

 

1060年に建てられたという本殿。

 

およそ960年前の建築物を目の当たりにできるなんて、感慨深いですね。

紫式部も訪れたりしたんでしょうか(^.^)

 

宇治で食べたのは(1)

宇治初日のランチ、やはりここですね、中村藤吉本店。

整理券を取って待ちます。平日でも混んでました。外国の方も大勢いらっしゃいます。

順番が来るとメールを貰うことも出来るので、待ち時間が長ければ平等院など見てきてもいいですね。

店内でお買い物をして待つこともできます。私はお茶を試飲させてもらい、気に入った中村茶を購入しました。お店のオリジナルブレンド茶です。

 

お庭も素敵。

 

席に着くとまず、本日のウエルカムティーが運ばれてきます。

この日は煎茶くき茶。大きなティーバッグに茶葉がたっぷりです。

美味しい! 食事が終わるまで何煎も美味しくいただけましたよ。

 

茶器もかわいい!

 

さて、中村藤吉本店といえば竹筒に入った「まるとパフェ」といきたいところですが、悲しいかな、一人で食べ切る自信がありません。今度誰かと来た時の楽しみにとっておくことにして、この日は「宇治てん茶を楽しむ生茶蕎麦[ZARU]」をいただきました。

 

てん茶とは抹茶のもととなる茶葉だそう。

 

お蕎麦が届くと、食べ方の説明書きが添えられています。

まずは、生茶蕎麦&てん茶で。お茶の風味を味わいます。

続いて、つゆにつけて。お出汁の旨味が加わります。

さらに、柑橘をしぼって。爽やか〜。

最後は、薄茶オイルをつゆに加えて。旨味とコクがUP!

 

いや〜美味しかった! 食べていく過程が楽しくて感動すら覚えました。是非また食べに行きたい一品です。

そうそう、食べ終わったら鏡を見てね。てん茶が歯に付いてるので(^。^)

 

中村茶もお気に入り。こちらもまた行ったら買っちゃいますね。

 

人気に納得のお店でした。

 

 

宇治(1)平等院

2023年春、1泊2日で宇治を訪れました。

観光の目玉は言うまでもなく世界遺産平等院、中でも国宝の鳳凰堂ですね。

 

10円玉でお馴染みですね。

 

鳳凰堂は、平安時代に関白を務めた藤原頼道により建立された阿弥陀堂です。その形が翼を広げた鳥のように見えること、そして屋根に一対の鳳凰が据えられていることから、後に鳳凰堂と呼ばれるようになったのだそうです。

 

1万円札でお馴染みの鳳凰は現在2代目だそう。

 

まずは内部拝観の受付へ。拝観時間の記載されたチケットを貰い、指定の時間まで庭園を散策しながら待ちます。

 

平等院で自刃した源頼政公のお墓もあるのね。

 

時間になったら職員の方の引率で、北翼廊から中堂に向かいます。周囲を傷つけないように折り畳み傘などは鞄の中にしまうなどして、靴を脱いで上がります。

 

堂内には、平安の名仏師 定朝作の阿弥陀如来坐像が納められています。頭上には天蓋、周囲の壁には飛雲に乗った様々な菩薩像や壁扉画が見られます。いずれも国宝です。

職員の方の説明が5分くらいでしょうか。そのあと間近に見てまわる時間がやはり5分くらいあったと思います。それで堪能できるくらいの大きさです。

幾多の戦火や災害を逃れ、今日こうしてかつての姿を見せていただけることに感無量ですね。

 

 

阿弥陀如来像のお顔が見えるかな。

 

阿弥陀如来坐像のお顔は、鳳凰堂の正面から池越しに拝むことができます。

また、国宝である初代の鳳凰一対、鐘、飛雲に乗った菩薩像の半数はミュージアム鳳翔館に収められていますので、内部拝観をしなくても十分堪能できると思います。

 

北翼廊の裏手から見た鳳凰堂。右側が尾廊ですね。

 

いろんな角度から鳳凰堂を眺めるだけでも見応えがあって楽しいです。

拝観料も良心的だと思いました。