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淡路島

2023年4月、淡路島を訪れました。

 

淡路SAから本州と淡路島を結ぶ明石海峡大橋が見える。

 

通りがかりの海がとてもきれいだったので車を停めて海辺をしばし散歩。

多賀の浜というところでした。

T字型防波堤で波による砂浜の消失を防ぐとともに海水浴場としての安全性も高めたものと思われます。

海水浴の季節ではないので人も少なく、お天気にも恵まれて海の美しさを堪能しました。

 

防波堤を歩くのも気持ちいいけど波飛沫を浴びる覚悟で!

 

防波堤の内側右手のビーチ。透明度が高い。

 

防波堤の内側左手のビーチ。湖みたいに静か。

 

季節外れの海って気持ちいいですね。

久しぶりに新鮮な空気をめいっぱい吸ってリフレッシュできました。

 

 

さて、淡路島といえば国生み神話の舞台。

伊弉諾尊伊奘冉尊を祀る伊弉諾神宮を訪問しました。古事記日本書紀にも登場する日本最古の神社だそうです。

 

阪神大震災で倒壊して再建された大鳥居。

 

花崗岩で作られた鳥居の美しさに圧倒されます。

大鳥居から二の鳥居へと石灯籠の並ぶ砂利の参道が真っ直ぐ続きます。鳥居、狛犬、灯籠、そして砂利道までもが白っぽい色味で統一感があり、緑や青空に映えます。

美しいです。

砂利を踏む音も厳かな気分になるのに一役買いますね。

 

参道を抜けると放生の神池と呼ばれる池があります。

かつて、鳥や魚を放して生命の永続を祈る放生神事が行われていた池とのこと。

 

池はお濠の名残りとも言われている。

 

池にかかる橋を渡ると正門、拝殿、幣殿&本殿と続きます。

本殿の真下に伊弉諾尊の御陵(お墓)があるそう。

 

本殿に続く幣殿(お供物を捧げる所)。

 

日本で最初の夫婦(と言っていいのかしらん?)である伊弉諾尊伊奘冉尊にちなみ、夫婦円満や縁結びの信仰が篤い伊弉諾神宮。

境内には樹齢約900年の夫婦大楠と呼ばれる御神木があります。もとは2株の木がやがてくっついて1株になったという珍しい樹だそう。

 

県指定の天然記念物だとか。

 

境内にはいくつか小さな神社がありますが、珍しいのは左右神社でしょうか。伊弉諾尊の左目から天照大神、右目から月読命が生まれたことにちなみ、眼病治癒の信仰を集めているとのことです。

 

そして一際目立っているのが、頭髪感謝碑。発毛専門のリーブ21により奉賛された毛根をイメージした石碑だそうです(^_^)

 

何かとおもったわ(°▽°)

 

実に見どころの多い伊弉諾神宮でした。

 

 

続いて立ち寄ったのは、県立公園あわじ花さじき。

丘陵から海を見下ろすお花畑です。

絶景です。無料です。駐車場代だけかかります。が、安いです。

 

海は大阪湾かな。

 

 

最後は、別格本山 本福寺 水御堂です。

平安時代の創建と言われる本福寺の、平成時代に建立された本堂が水御堂です。安藤忠雄氏の設計と聞いたら見てみたくなりませんか。

 

この大きな蓮池の下に御堂がある。

 

蓮池に潜るかのように階段を降りていく。



採光で魅せる本堂の裏手。

 

すごい演出ですね!

蓮池の下に降りる時といい、御堂の中の色合いといい、不思議な感覚におそわれます。

小さいけど非常に見応えがありました。

 

 

安藤建築といえば淡路夢舞台も有名ですね。

訪れたのは今回ではありませんが、備忘録に1枚だけ。

 

百段苑。

 

見どころが多く、オシャレなお店も多い淡路島。

若い観光客が多いのも納得です。