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気軽なお出かけ、手軽な料理、身軽な暮らしの記録です。

近江八幡

2023年10月、滋賀県近江八幡市を訪れました。

秀吉の後を継ぐはずだった悲運の甥、豊臣秀次が築いた城下町で、琵琶湖と繋がる八幡堀や、近江商人の残した旧家など、風情のある景色が見られる素敵な町です。

 

八幡堀は、「るろうに剣心」などの時代劇のロケ地としても有名ですね。

 

堀沿いに白壁の旧家が並ぶ。

 

舟で八幡堀巡りが楽しめる。

 

堀沿いの遊歩道もいい感じ。

 

 

八幡堀エリアの中心的存在が日牟禮(ひむれ)八幡宮

徳川家康関ヶ原の戦い後に参拝したと伝えられています。

 

源頼朝の命により造られたという拝殿。

 

日牟禮八幡宮にある鏡池は、虚偽の心で水面に顔を写すと池に落ちるとの言い伝えがあるそうですよ(°▽°)

 

渡り廊下の下の囲いが鏡池

 

 

鏡池に没せず無事に帰還できたら、焼きたてのつぶら餅をいただきましょう(^-^)

日牟禮八幡宮のすぐ横にある、たねや 日牟禮乃舎さんです。

 

昔ながらのお茶屋さんの佇まい。

 

囲炉裏端で一服する設え。

 

店内で焼き上げるつぶら餅と抹茶。

 

とっても落ち着く素敵なお店でした(^-^)

今度はお食事もしてみたい。

ちなみに、たねやさんの向かいにはクラブハリエさんがあります。

 

 

続いては近江商人の町並みが保存されている新町通りです。

江戸時代末期から明治にかけて建てられた商家が残るエリアで、国の伝統的建造物保存地域に指定されているそうです。

 

突き当たりに見えるは八幡山

 

目を引くのは「見越しの松」。

庭に植えた松を塀の外に張り出すようにする様式のことで、壁に囲まれた屋敷の中にいても世間の動向に目を向けることを怠らないように、という教えが込められているのだそうです。

 

ひょっこり。

 

もう1つ特徴的なのが「うだつ」。

「うだつ」とは、火災時の延焼をおさえるため隣家との境に設ける防火壁のことだそうで、豪商の邸宅では「うだつ」を高く上げたんだそうです。

「うだつ」を造るには費用がかかったことから、立派な「うだつ」が上がっているのは富の象徴とされたんですね。

 

建物の2階部分に設けられる防火壁「うだつ」が上がっている町家。

 

 

さて、ランチは近江牛 処 ますざきさんへ。

和風の中庭をのぞむ和室の掘りごたつで、焼肉、すき焼き、ハンバーグなどもいただけます。

順番待ち中に常連さんらしき方の「ここのサーロインが美味しい」という声を耳にした夫は、近江牛御膳 極上サーロインをチョイス(°▽°)。私は牛めし御膳をいただきました。

 

わさび、とろろ、お出汁と味変して楽しむのね。

 

牛めし、甘くて美味しかった〜(^.^) わさびとお出汁がよくあいます。

自分で焼いて食べるサーロインも太っ腹な夫から一切れ頂戴しました。柔らかくて美味でした〜)^o^(

 

 

近江八幡で人気の場所といえば、たねや&クラブハリエのフラッグシップ店、ラコリーナ近江八幡ですね。

行ってみたところ、大、大、大混雑!

早々に退散しました(^_^*) 焼きたてバームクーヘンはまたの機会にしましょう。

 

お子様連れは一日遊べそう。

 

 

他にも、ロープウェイで八幡山に登って琵琶湖を眺めるとか、建築家で実業家でもあった宣教師ヴォーリズの建造物を巡るとか、まだまだ楽しめそうな近江八幡です。

是非また行きたいと思う町でした(^-^)

 

 

今回のお土産

いずれもたねやさんで購入しました。

 

丁稚羊羹。

近江八幡といえばこれ。休暇を終えて奉公先へ戻る丁稚さんが手土産にしたという蒸し羊羹です。

 

竹皮の香りで素朴な感じ。

 

西木木。

栗と砂糖のみで出来た栗きんとんです。秋だけのお楽しみ。絶品でした!

 

焼き色が珍しい。大好物!