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姫路城と好古園(2)好古園

好古園は、姫路城の隣にある日本庭園です。

かつての姫路城城主の下屋敷(別邸)や武家屋敷の跡地に、当時の区割りに従って9つの庭を作ったという、総面積一万坪の庭園群です。

 

好古園の中心的存在が「御屋敷の庭」。

屋根付きの渡り廊下が印象的な池泉回遊式庭園です。

 

違う世界に入って行くみたいな廊下。

 

渡り廊下の左手の景色が好き。

 

渡り廊下を抜けると潮音斎という観庭台があります。

 

潮音斎から見る庭。

 

庭から見る潮音斎。

 

 

「御屋敷の庭」以外の庭園も、それぞれテーマがあって興味深いです。

江戸時代に栽培されていた植物を育てている「苗の庭」。

茶室を中心とした「茶の庭」。

ゆったりした水辺を楽しむ「流れの平庭」。

落葉樹で季節を感じる「夏木の庭」。

アカマツ林をイメージした「松の庭」。

山野草の「花の庭」。

典型的な日本庭園「築山池泉の庭」。

15種類の竹を植えた「竹の庭」。

 

「流れの平庭」。開放的。

 

「竹の庭」。幻想的。

 

庭が素晴らしいのはもちろんですが、もう1つ好古園の見どころとなっているのが築地塀(ついじべい)という壁。

木枠の中に泥土を入れて突き固めて積み上げるという昔の工法を再現したのだそうです。

 

江戸時代にタイムスリップしたみたい。

 

るろうに剣心」をはじめ、いくつもの時代劇のロケ地となっている好古園。

それだけ再現度も完成度も高いのだろうと思います。

姫路城との共通券でお得に入れますが、好古園単独でも訪れる価値はあると思いました。

オススメです。